こんにちは、nanaです。
ドラマ『やまとなでしこ』を見返していると、「桜子が住んでいたマンションは今もあるの?」「魚春のモデルになった魚屋さんへ行ける?」「ニューヨークのラストシーンはどこで撮影されたの?」と、物語の舞台になった場所が気になってきますよね。
2000年の放送から長い時間が経った今も訪ねられるロケ地がある一方で、すでに閉店したお店や取り壊された建物、別の施設へ変わった場所も少なくありません。
さらに注意したいのが、桜子が住んでいることにしていた高級マンションと、桜子が実際に暮らしていた古いアパートが別の場所だということ。ネット上では、この2か所が混同されて紹介されることもあります。
この記事では、2026年8月時点で確認できる情報をもとに、現存するロケ地、閉店した店舗、訪問できない場所を分けながら紹介します。ドラマのシーンを思い浮かべながら、無理のないロケ地巡礼を計画してみてくださいね。
ネタバレについて
この記事には、『やまとなでしこ』第1話から最終話までの場面や結末に関する内容が含まれています。未視聴の方はご注意ください。
- 桜子のマンションと本当のアパートの違い
- NYの再会シーンとラストカットの撮影場所
- 魚春やレストランなど印象的な店舗の現在
- 現存・閉店・消失を踏まえた巡礼コース
『やまとなでしこ』のロケ地を、現存・閉店・消失の状況とともにたどります。
やまとなでしこロケ地の全体像
『やまとなでしこ』は、東京を中心に、神奈川、千葉、茨城、そしてニューヨークで撮影されました。
桜子の華やかな生活を表す代官山や青山、お金では買えない温かさを象徴する魚春、欧介が数学者として再出発するニューヨークなど、ロケ地そのものが登場人物の価値観を映しています。

華やかな街と魚春の日常を比べると、桜子と欧介の価値観の違いが見えてきます。
ロケ地巡礼では、ドラマに登場した場所と、同じ名前を持つ現在の施設を区別することが大切です。
まず巡りたい代表ロケ地
初めて『やまとなでしこ』のロケ地を巡るなら、作品を象徴する場所から選ぶと、ドラマの世界を感じやすくなります。
特に外せないのが、桜子の見せかけの住所だった代官山アドレス、欧介の魚屋「魚春」、二人が釣り船に乗った東京夢の島マリーナ、そしてニューヨークで再会した大学です。
| ロケ地 | 主な場面 | 現在の状況 | 巡礼の目安 |
|---|---|---|---|
| 代官山アドレス | 桜子が住んでいることにしたマンション | 現存 | 商業部分を見学可能 |
| 東光園アパート | 桜子が実際に暮らした代官山ハウス | 取り壊し済み | 建物は見られない |
| 魚音 | 欧介が営む魚屋「魚春」 | 店舗営業は確認できず | 私有地への配慮が必要 |
| 東京夢の島マリーナ | 欧介が桜子を釣り船に乗せた場所 | 現存 | 一般利用区域から見学 |
| 蚕糸の森公園 | 桜子と欧介が門を乗り越えた場所 | 現存 | 公園として散策可能 |
| 東京競馬場 | 桜子たちが競馬を観戦した場所 | 現存 | 開催日や入場条件を確認 |
| 八王子ホテルニューグランド | 桜子と東十条の結婚式場 | 2023年に閉館 | 館内への訪問不可 |
| ヴィーナスフォート | 欧介と若葉がいた駐車場 | 2022年に営業終了 | 当時の施設は見られない |
| マウント・セント・ビンセント大学 | 欧介と桜子がNYで再会した大学 | 現役の大学 | 見学規則の確認が必要 |
| ブルックリン・ハイツ・プロムナード | エンドロール終盤の二人 | 現存 | 公共の遊歩道として訪問可能 |
時間が限られている場合は、代官山アドレス、西郷橋、表参道、神宮外苑のイチョウ並木を組み合わせると、東京らしい『やまとなでしこ』の景色を一日にまとめやすいですよ。
◆nanaのワンポイント
『やまとなでしこ』のロケ地は、一つの場所だけを見に行くより、桜子が憧れた華やかな街と、欧介の日常を感じる場所を一緒に巡ると、物語の対比がより鮮明に見えてきます。
現存・閉店・消失の見分け方
放送から20年以上が経過しているため、ロケ地情報を見るときは「現存」「移転」「閉店」「取り壊し」を分けて考える必要があります。

店名だけではなく、撮影当時の住所と現在の公式情報まで確かめることが大切です。
たとえば、撮影当時のNOBU TOKYOは南青山にありました。現在の虎ノ門にある同名店は系列店ですが、ドラマが撮影された建物ではありません。
一方、ステラートのように、改装や住所表記の変化を挟みながら現在も営業しているお店もあります。店名が同じでも、ドラマ当時と内装や入口、営業形態が変わっている可能性があります。
ロケ地情報を確認する3つのポイント
店名だけでなく、撮影当時の住所まで照合すること。同じ系列の別店舗を撮影地として扱わないこと。閉店した場所は、現在の店舗や住民に迷惑をかけないこと。この3点を意識すると、誤った場所を訪ねにくくなります。
また、ロケ地専門サイトの記録はとても参考になりますが、制作会社が公開した公式ロケ地一覧とは限りません。複数の記録で一致しているか、建物の外観や撮影協力欄と矛盾していないかを確認しておくと安心です。
桜子のマンションと住まい
桜子の住まいは、『やまとなでしこ』のロケ地で最も混同されやすいポイントです。
桜子は合コン相手の前では高級マンションに住んでいるように振る舞っていましたが、本当に暮らしていたのは古いアパートでした。この二つの住居は、桜子の外向きの姿と、本当の生活を表す大切な舞台です。
代官山アドレスの現在
代官山アドレスは、桜子が「自分の住まい」として見せていた高級マンションです。実際に桜子が部屋を借りていたわけではなく、合コン相手や欧介に裕福な生活を信じさせるために利用していました。
第2話では欧介との待ち合わせ場所として登場し、第3話では過労で倒れた桜子を欧介が助ける場面にも使われています。最終話でも、欧介や若葉が周辺を歩く場面が撮影されました。
現在も代官山アドレスは存在し、商業施設「代官山アドレス・ディセ」は一般に利用できます。東急東横線の代官山駅北口から歩道橋でつながっているため、初めて訪れる人でも見つけやすい場所です。
ただし、ザ・タワーをはじめとする住宅部分は、住民が生活する私有空間です。エントランスや住宅用通路へ入らず、商業部分と公道から静かに見学してください。
代官山アドレス巡礼のポイント
ドラマで重要なのは、桜子の本当の家ではなく、彼女が理想の自分を演じるために選んだ場所だという点です。華やかな外観を眺めながら桜子の心情を思い返すと、単なる高級マンションとは違って見えてきます。
代官山アドレス周辺は、キャッスルストリート、西郷橋、旧M.SLASH代官山店周辺など、複数のロケ地を徒歩でつなぎやすいエリアです。
東光園アパート跡地の今
桜子が実際に暮らしていた「代官山ハウス」の外観として使われたのが、中目黒一丁目にあった東光園アパートとされる建物です。
高級ブランドの服を身にまとい、代官山のマンションに住んでいるように見せていた桜子が、実際には古いアパートへ帰っていく。この落差は、彼女が抱えていた貧困への恐怖や、他人に弱さを見せられない性格を表していました。
建物は2002年に一部が火災で焼失し、その後、全体が取り壊されたとされています。現在は撮影当時のアパートを見ることができません。
跡地周辺は観光施設ではなく、現在も人が暮らす住宅地です。特定の住宅や敷地を撮影したり、長時間立ち止まったりする巡礼は避けましょう。
東光園アパート跡を訪ねる際の注意
現在の建物はドラマのロケ地ではありません。表札や住居の入口を撮影せず、「この一帯に桜子のアパートがあった」と記憶をたどる程度にとどめるのが安心です。
アパートそのものが残っていなくても、代官山から中目黒へ続く坂道や街の距離感を歩いてみると、桜子が毎日どのような思いで自宅へ帰っていたのかを想像できます。
NYラストシーンのロケ地
『やまとなでしこ』最終話では、欧介を追って桜子がニューヨークへ渡ります。
ここで区別したいのが、二人が再会して気持ちを伝え合った場所と、エンドロールの最後に二人が寄り添う場所です。どちらもニューヨークですが、同じロケ地ではありません。

再会と告白の大学、エンドロールの遊歩道は、それぞれ異なるニューヨークのロケ地です。
欧介と桜子が再会した場所
欧介と桜子がニューヨークで再会し、ようやく互いの気持ちを伝え合った場所は、ブロンクス区リバーデイルにあるマウント・セント・ビンセント大学です。
撮影当時は「College of Mount Saint Vincent」と呼ばれていましたが、現在の正式名称は「University of Mount Saint Vincent」です。
ハドソン川沿いに広がる歴史あるキャンパスで、欧介が数学を教えていた大学の外観、桜子が欧介を待っていた場所、二人が向かい合って話す場面などが撮影されたとされています。
桜子は欧介に会うため、これまで手に入れた地位や生活を手放してニューヨークまでやって来ました。それでも初めは素直に愛を求められず、「会いたかっただけ」と立ち去ろうとします。
そんな桜子を欧介が呼び止め、逃げずに気持ちを伝える。二人が初めて、肩書きやお金ではなく、自分自身の言葉で向き合った場所なのです。
最終話の告白がなぜ今も心に残るのかは、やまとなでしこ名言「残念ながら」の意味でも詳しく解説しています。
大学は観光施設ではありません
現役の学生が学ぶキャンパスです。訪問を考える場合は、大学が案内する見学方法や入構条件を事前に確認してください。授業棟への立入り、学生や職員の無断撮影、ロケ場面の再現を目的とした長時間の占有は控えましょう。
訪問を検討する場合は、University of Mount Saint Vincentの公式見学案内で、予約方法や当日の入構条件を確認してください。
ニューヨーク撮影地の現在
エンドロール終盤で、欧介と桜子がベンチに座り、マンハッタンの景色を眺める場所として知られているのが、ブルックリン・ハイツ・プロムナードです。
イーストリバー越しにロウアー・マンハッタンを望める遊歩道で、現在もニューヨークを代表する展望スポットの一つです。
ドラマが放送された2000年当時からニューヨークの街並みは大きく変わりました。特にマンハッタン南部の景観は、撮影時と現在とで同じではありません。それでも、川越しに街を眺める構図や遊歩道の空気感には、ラストシーンを思い出させるものがあります。
また、欧介が働く大学、ブランド店、魚を見て立ち止まる場所、二人だけの結婚式を挙げる場面など、最終話には複数のニューヨーク撮影地が登場します。
NYロケ地は二つに分けて覚える
告白と再会の中心はマウント・セント・ビンセント大学。エンドロールで二人のその後を感じさせる代表的な景色がブルックリン・ハイツ・プロムナードです。「ラストシーン」という言葉だけで検索すると混同しやすいので注意してください。
ニューヨークの交通機関、大学の入構ルール、遊歩道の工事状況は変わることがあります。渡航前には、大学、ニューヨーク市、現地交通機関の公式案内を確認してください。
移動中も作品の空気を感じたいなら、住友紀人さんによる劇伴を聴きながら巡るのも素敵です。街の景色と音楽が重なると、何気ない道でもドラマの一場面のように感じられます。
商品名:フジテレビ系ドラマ やまとなでしこ オリジナル・サウンドトラック
全11曲を収録したCDです。新品の在庫がない場合は中古品が表示されることもあるため、販売元、盤面の状態、送料を確認して選んでください。
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魚春と物語を彩るロケ地
『やまとなでしこ』の世界を形作っているのは、桜子が憧れる華やかな店だけではありません。
欧介の生活の中心だった魚春、仲間たちが集まるレストラン、結婚式場、病院、公園など、それぞれの場所が二人の距離を少しずつ変えていきました。
魚春モデル魚音の跡地
欧介が営んでいた魚屋「魚春」の外観として使われたのが、東京都文京区小石川にあった鮮魚店「魚音」です。

魚春は、桜子の価値観が「お金で買えない安心」へ変わっていく大切な場所です。
第1話から登場する魚春は、数学者になる夢を諦めた欧介が母親と暮らしながら働く場所。ブランド店や高級レストランとは正反対の、生活感に満ちた空間です。
第5話では、ボヤで住む場所を失った桜子が魚春に身を寄せます。豪華なマンションに住んでいると見せかけてきた桜子が、欧介の家で一夜を過ごす展開は、二人が互いの本当の生活へ近づくきっかけになりました。
現在、撮影当時の鮮魚店としての営業は確認できません。建物や看板の状況も変わる可能性があるため、現地を訪ねる場合は、店舗として利用できる場所ではないと考えてください。
魚春周辺は住宅や個人商店が並ぶ生活道路です。公道から短時間確認する程度にとどめ、出入口をふさいだり、店内をのぞき込んだりしないことが大切です。
◆nanaのワンポイント
魚春は、桜子にとって「避けたい貧しさ」の象徴であると同時に、最終的にはお金で買えない安心を知る場所でもあります。外観だけでなく、桜子の価値観がどのように変わったかを思い出しながら巡ってみてください。
魚音の跡地周辺からは、欧介がベンチに座っていた播磨坂方面へ移動できます。どちらも文京区小石川にあり、魚春と欧介の日常をつなげて感じられるエリアです。
レストランと店舗の現在
桜子が合コンやデートで訪れたレストランやブティックは、2000年前後の東京の華やかさを象徴しています。ただし、現在も同じ場所・同じ姿で営業しているとは限りません。

閉館・閉店した施設と、改装を経て営業する施設を分けて確認しましょう。
NOBU TOKYO
第1話で桜子たちが合コンを行い、欧介が魚を届けたレストランです。第2話では欧介と桜子のデートにも使われました。
撮影当時の店舗は港区南青山にありましたが、すでに閉店しています。現在の虎ノ門にあるNOBU TOKYOは、後に開業した別所在地の店舗です。現在の虎ノ門店をドラマの撮影場所として案内しないよう注意してください。
レ・コパンブティック表参道店
第1話で桜子が赤いスーツを選んだ店です。撮影当時の店舗は閉店しており、現在は別のブランド店舗になっています。
桜子の衣装は、ロケ地と同じくらい作品の記憶を鮮やかに残しています。赤いスーツをはじめとする衣装については、ドラマ『やまとなでしこ』衣装のブランド解説も参考にしてください。
ステラート
第9話で、桜子が東十条やその両親と食事をする場面に登場したとされるレストランです。
白金台の建物は現在もレストランとして営業していますが、2024年に改装され、撮影当時とは内装や営業形態が変わっています。2026年7月以降の公式案内ではディナー営業が中心となっているため、利用する場合は予約方法や最新の営業時間を確認してください。
八王子ホテルニューグランド
第10話で、桜子と東十条の結婚式場として使われたホテルです。桜子が欧介の容体を聞き、ウェディングドレス姿のまま会場を飛び出す重要な場面につながります。
ホテルは2023年11月30日に閉館しました。新横浜にあったホテルロワールとは別の施設であり、住所や登場場面を混同しないようにしましょう。
欧介が友人の結婚式で語った言葉については、「やまとなでしこ」結婚式スピーチ徹底解説で、物語における意味を掘り下げています。
ヴィーナスフォート
第8話で、欧介が若葉を空港へ送った際の駐車場として使われたとされます。ヴィーナスフォートは2022年3月27日に営業を終了しており、ドラマに映った館内や屋上駐車場を現在訪ねることはできません。
閉店した店名を地図で検索すると、同じ名前の別店舗や系列店が表示されることがあります。訪問前に、撮影当時の住所と現在の住所が一致するかを必ず確認してください。
話数別に巡る主要ロケ地
『やまとなでしこ』は全11話です。ロケ地を話数順に整理すると、桜子と欧介の関係がどのように変化したのかが見えやすくなります。
| 話数 | 主なロケ地 | 印象的な場面 |
|---|---|---|
| 第1話 | 代官山アドレス、NOBU TOKYO、アクアシティお台場、東京夢の島マリーナ | 桜子と欧介の出会い、釣り船でのデート |
| 第2話 | 聖ヶ丘病院、蚕糸の森公園、31カントリークラブ、芝浦中央公園 | ボートから落ちた二人のキス、欧介の嘘 |
| 第3話 | 西郷橋、トラットリアイタリア目黒店、青龍門新宿店 | 桜子と欧介が二人で過ごす夜へつながる場面 |
| 第4話 | アートグレイスクラブ、ホテルロワール | 結婚披露宴とラブホテルをめぐる騒動 |
| 第5話 | 魚春、神宮外苑イチョウ並木、播磨坂、FOXEY銀座本店 | 桜子が魚春に身を寄せ、欧介の日常へ入る |
| 第6話 | 東京都庁、月の蔵銀座店、青山ダイヤモンドホール | 登場人物それぞれの恋がすれ違う |
| 第7話 | 東京競馬場、キャッスルストリート、日立目白倶楽部 | 競馬を通して桜子と欧介の距離が縮まる |
| 第8話 | 綱町三井倶楽部、メゾン・ド・ミュゼ、ヴィーナスフォート | 披露宴の準備と、欧介・若葉の関係の変化 |
| 第9話 | 京浜島つばさ公園、ステラート、立教大学、ラ・ボエム白金 | 桜子の父・勝が上京し、本当の家族が見えてくる |
| 第10話 | 八王子ホテルニューグランド、都立大塚病院、芝公園周辺 | 桜子が結婚式を飛び出し、欧介のもとへ向かう |
| 最終話 | 神宮外苑、シネマメディアージュ、検見川の浜、NY各地 | 欧介の旅立ち、ニューヨークでの再会と結末 |
なお、羽田空港の場面については注意が必要です。現在の羽田空港第2ターミナルは2004年に開業しているため、2000年放送の映像に現在の建物がそのまま登場したわけではありません。
過去のロケ地資料で現在の施設名が付けられていても、放送当時の施設や道路と同一とは限らないため、「現在の第2ターミナルが撮影地」と断定しないほうが正確です。
ロケ地へ出かける前に本編を見返しておくと、登場人物が立っていた位置や背景の建物まで現地で見つけやすくなります。
商品名:やまとなでしこ DVD-BOX
全11話を自分のペースで振り返りながら、行きたいロケ地をメモしておきたい方に。新品と中古品では価格や付属品が異なるため、ディスクの状態や特典の有無も比べてください。
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エリア別ロケ地巡礼ガイド
ロケ地を効率よく回るには、話数順ではなく、場所の近いスポットをまとめるのがおすすめです。
代官山・青山は徒歩と電車でつなぎやすく、お台場・有明は比較的広い範囲に施設が点在しています。夢の島や羽田まで一日で回ろうとすると移動が多くなるため、無理のない計画を立てましょう。
代官山・青山巡礼コース
代官山と青山は、桜子の華やかなイメージを最も感じやすいエリアです。

代官山から青山へつなぐと、桜子が憧れた華やかな東京の景色を半日から一日で巡れます。
まず東急東横線の代官山駅で降り、北口から代官山アドレスへ向かいます。駅と施設は歩道橋でつながっているため、ドラマの街並みを感じながら歩けます。
次にキャッスルストリート周辺を通り、西郷橋へ。西郷橋は第3話で、合コン相手に絡まれていた桜子のもとへ欧介が現れる場面に使われました。
そのまま恵比寿方面へ歩けば、M.SLASH代官山店があったとされる一帯へ移動できます。ただし、撮影当時の店舗はすでに統合・閉店しており、現在営業する別店舗をロケ地として扱うことはできません。
午後は表参道へ移動し、東京ユニオンチャーチ前、レ・コパンブティック表参道店跡周辺、青山通りを巡ります。時間に余裕があれば、神宮外苑のイチョウ並木まで足を延ばしてみてください。
代官山・青山コースの目安
代官山駅から代官山アドレス、西郷橋を巡り、電車で表参道または青山一丁目へ移動する流れが歩きやすいです。所要時間は休憩や撮影時間によって変わりますが、半日から一日を見ておくと余裕があります。
秋の神宮外苑は混雑しやすく、撮影のために歩道をふさぐと危険です。周囲の人の通行を優先しながら楽しんでください。
お台場・羽田巡礼コース
お台場周辺では、第1話の待ち合わせ場所となったアクアシティお台場や、桜子と欧介が観覧車の見える場所を歩いた東京都水の科学館周辺を巡れます。

お台場・有明と夢の島・羽田は距離があるため、二つのコースに分けると巡りやすくなります。
東京都水の科学館は現在も開館しており、入館は無料です。2026年8月時点の公式案内では、開館時間は9時30分から17時までで、月曜日が原則休館日です。一般来館者向けの駐車場はないため、公共交通機関を利用してください。
一方、ヴィーナスフォートとパレットタウンの大観覧車はすでに営業を終了しています。ドラマに映ったお台場の風景と、現在の街並みは大きく変わりました。
東京夢の島マリーナは、現在もマリーナとして運営されています。第1話で欧介が桜子を釣り船へ連れて行く場面の舞台ですが、船舶設備や契約者向け区域には無断で入らないようにしましょう。
羽田方面では、京浜島つばさ公園から空港を離着陸する飛行機を眺められます。第9話で欧介が海沿いに寝そべる場面を思い出せる場所です。
ただし、夢の島、お台場、羽田は互いに距離があります。一日ですべてを回るより、お台場・有明の日と、夢の島・羽田の日を分けたほうが落ち着いて巡礼できます。
変わっていく東京もロケ地の一部
『やまとなでしこ』に映るお台場は、開発が進んでいた2000年当時の姿です。なくなった施設だけを見るのではなく、ドラマに残された街の記録と現在の景色を比べるのも、ロケ地巡礼の楽しみ方の一つです。
訪問前に確認したい注意点
ロケ地巡礼は、ドラマの世界を現実の風景として感じられる特別な体験です。その一方で、ロケ地の多くは観光用に保存された施設ではありません。
マンション、病院、大学、結婚式場、個人商店などでは、現在も住民、患者、学生、利用者が日常を過ごしています。

ロケ地の多くは、現在も誰かの日常が続く場所です。周囲への配慮を忘れずに楽しみましょう。
ロケ地巡礼で守りたいこと
私有地や関係者用区域へ入らないこと。人物や車のナンバーを無断で撮影しないこと。病院内を見学目的で訪れないこと。店舗を利用せず長時間居座らないこと。住宅地では大声で会話しないことを心がけてください。
施設の営業時間、入場料、休館日、駐車料金は変更される可能性があります。記事内の数値は訪問計画を立てるための目安として考え、正確な情報は各施設の公式サイトをご確認ください。
写真撮影の可否が分からない場合は、自己判断で撮影せず、施設のスタッフや管理者に確認してください。商業撮影、敷地内撮影、建物内部の見学については、最終的な判断を施設の担当者や管理者にご相談ください。
ニューヨークを訪れる場合は、治安、交通、工事、大学の入構条件が日本とは異なります。夜間に一人で歩くことを避け、現地の公式情報と最新の渡航情報を確認したうえで行動しましょう。
◆nanaのワンポイント
ロケ地巡礼で一番大切なのは、同じ場所に立つことだけではありません。ドラマを見返し、登場人物がその場所で何を選んだのかを思い出すこと。現存しない場所でも、その景色が作品に残っていること自体に価値があると私は感じています。
やまとなでしこロケ地のよくある質問(FAQ)
Q1. 桜子のマンションは現在もありますか?
A. 桜子が住んでいることにしていた高級マンションの代官山アドレスは、現在も存在します。商業部分は利用できますが、住宅部分は私有地です。桜子が実際に暮らしていた東光園アパートは、すでに取り壊されており、撮影当時の建物を見ることはできません。
Q2. 魚春の魚屋は現在も営業していますか?
A. 魚春の外観に使われた文京区小石川の魚音は、撮影当時の鮮魚店としての営業を現在確認できません。観光施設ではなく、周辺は生活道路です。訪問する場合は、公道から短時間確認する程度にとどめてください。
Q3. NYで二人が再会した場所はどこですか?
A. 欧介と桜子が再会し、気持ちを伝え合った場所は、現在のマウント・セント・ビンセント大学です。撮影当時はカレッジ・オブ・マウント・セント・ビンセントという名称でした。現役の大学なので、訪問時は公式の見学案内や入構条件を確認してください。
Q4. 最後に二人が座ったベンチはどこですか?
A. エンドロール終盤で、二人がニューヨークの景色を眺める場所として知られているのがブルックリン・ハイツ・プロムナードです。ただし、撮影当時と現在ではベンチの配置やマンハッタンの景観が変わっている可能性があります。
Q5. やまとなでしこのロケ地は一日で巡れますか?
A. 東京のロケ地だけでも広範囲に分かれているため、すべてを一日で巡るのは難しいです。代官山・青山、文京区・新宿、お台場・有明、夢の島・羽田のようにエリアを分けると回りやすくなります。交通状況や施設の営業時間もあるため、余裕のある計画がおすすめです。

建物や景色が変わっていても、同じ場所に立つことで作品の記憶をたどれます。
まとめ|今を知ってロケ地を巡ろう
『やまとなでしこ』のロケ地には、今もドラマの面影を感じられる場所と、すでに姿を消した場所があります。
- 代官山アドレスは桜子が住んでいることにしたマンション
- 本当に暮らした東光園アパートは取り壊し済み
- 魚春の外観は文京区小石川の魚音
- NYの再会場所はマウント・セント・ビンセント大学
- エンドロールの代表的な場所はブルックリン・ハイツ・プロムナード
- 八王子ホテルニューグランドとヴィーナスフォートは営業終了
現存しない建物があるのは寂しいですが、街を歩きながらシーンを思い出すと、画面の中だけにあった物語が少し近くに感じられます。
桜子が憧れた華やかな代官山、欧介が守ろうとした魚春、二人が本当の気持ちを伝えたニューヨーク。あなたは、どの場所から巡ってみたいですか?
訪問前には最新の公式情報を確認し、現在その場所を利用している人への配慮を忘れずに、『やまとなでしこ』の息遣いをゆっくりたどってみてくださいね。


