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さよならのつづきのロケ地巡り!小樽やハワイの撮影地を解説

さよならのつづきのロケ地巡り!小樽やハワイの撮影地を解説 さよならのつづき

こんにちは、nanaです。

Netflixで話題の作品を観て、さよならのつづきのロケ地巡りを計画している方も多いのではないでしょうか。北海道の小樽や広大な自然が残る駅、そしてハワイの美しいコーヒー農園など、ドラマに登場したカフェやホテルをマップで確認しながら巡るルートを考えるのはとても楽しい時間ですよね。

悲しみと希望が交差するあの美しい映像美を、実際の場所で体感したいという読者さんの思いに寄り添って、撮影場所の魅力を詳しく紐解いていきたいなと思います。

ロケ地を訪れることで、さえ子や成瀬が感じた物語の余韻をより深く味わえるはずです。

この記事のポイント
  • 小樽市内の主要なロケ地とそこに込められたドラマの象徴的な意味
  • 物語の重要な鍵となる小樽のカフェや歴史的な建物の詳細
  • 北海道広域やハワイなど小樽以外の壮大なロケーションの魅力
  • 冬の北海道へロケ地巡りに行く際の必須となる安全対策と注意点

さよならのつづきのロケ地巡り:小樽の魅力

本作のメイン舞台となる北海道・小樽市。レトロな街並みや明治から昭和初期にかけて建造された石造りの倉庫群が残るこの街は、登場人物たちが抱える過去の記憶や愛情と深くリンクしています。

過去の記憶が物理的に保存され、現代の風景と共存している小樽という都市の特性そのものが、他者の記憶を抱えて生きる主人公たちの心情と深く共鳴する不可欠な舞台装置として機能しているのです。

ここでは、小樽市内に点在する重要な撮影スポットと、その場所がドラマの中でどのような役割を果たしていたのかを詳しくご紹介していきますね。

雪が降る小樽運河沿いの歴史的な石造り倉庫群

毛無峠の絶景と悲劇のロケ地

物語の大きな転換点であり、すべての始まりとも言える悲劇的な事故が起きたのが、小樽市朝里川温泉1丁目にある「毛無峠(けなしとうげ)」周辺です。

プロポーズという人生最高の瞬間の直後に、雄介とさえ子が乗っていたバスが事故に遭うあのショッキングなシーンは、国内外の多くの視聴者に強い衝撃と悲しみを与えましたよね。

このドラマにおいて、さえ子と雄介の絆は「極めて特別な関係」として丁寧に描写されていましたが、その強固な愛情の基盤がこの場所で突然断ち切られてしまうからこそ、その後の「移植された心臓が記憶を持っている」という展開に説得力が生まれています。

絶景と運命の交差点となる毛無峠周辺の展望

現実の毛無峠は、小樽市街地やどこまでも続く日本海を眼下に望むことができる素晴らしい展望所が存在する絶景スポットです。

しかし、標高が高いために天候の変動が非常に激しい難所としても地元では知られています。ドラマの中では、そのような美しい景色とは裏腹に、人間の力ではどうすることもできない「不条理な運命の暗喩」や「生と死の境界線」の厳しさを表現する空間として、極めて印象的に描かれていました。重くのしかかる雪景色の白さと冷涼な空気が、さえ子が抱える過去への郷愁を視覚的に際立たせています。

実際にこの場所を訪れてみると、ドラマの中で二人が直面した運命の過酷さと、大自然の圧倒的なスケール感を肌で感じることができます。

ただ単に綺麗な景色を楽しむだけでなく、作品の根底にある「喪失」という深いテーマに向き合うことができる重要な巡礼スポットかなと思います。ただし、冬場は気象条件が劇中のように本当に厳しくなるため、レンタカー等で訪れる際は細心の注意が必要です。

景色を楽しむなら季節を選んで
毛無峠の展望所からの眺めは本当に絶景ですが、冬季は気象条件が非常に厳しくなり、ホワイトアウトの危険もあります。安全にロケ地巡りを楽しみたい場合は、雪のない穏やかな季節にドライブがてら立ち寄るのがおすすめかなと思います。

小樽運河でノスタルジーを体感

小樽観光の中心地といえば、やはり外せないのが「小樽運河」ですよね。劇中では、夏の「おたる潮まつり」が開催された後に、華やかな花火大会のシーンが撮影された場所として登場します。

このシーンは、日常の風景の中に突然訪れた「非日常の祝祭感」を美しく演出しており、登場人物たちが抱える複雑な感情の揺れ動きと、夜空に咲いては消える花火の儚さが絶妙にマッチしていました。

夜にライトアップされたノスタルジックな小樽運河

海外の批評家からは、本作の映像美が2000年代初頭のクラシックなアジアのメロドラマの系譜を受け継ぎつつ、現代的な洗練を施されていると高く評価されています。

小樽運河の夜間に灯る温かいガス灯の光や、歴史を感じさせる石造り倉庫群のライトアップは、そうした叙情的なメロドラマの世界観を現実空間に呼び起こす強力なノスタルジーを持っています。

主人公たちが一瞬の輝きの中に見た微かな希望や切なさが、この運河のロマンチックな空気感とぴったり重なっているように感じられるはずです。

観光地として整備されているためアクセスも良く、昼間は活気あふれる風景を、夜は静寂に包まれた幻想的な風景を楽しむことができます。

ドラマチックな運命の交錯を思い出しながら、運河沿いの散策路をゆっくりと歩いてみることで、さえ子や成瀬が感じたであろう「生きていることの尊さ」や「日常の中にある特別な瞬間」に、そっと寄り添うことができるのではないでしょうか。

👜 ノスタルジックな街並みに似合う「ダコタ」のミニショルダー
小樽運河周辺のレトロな石畳を歩くなら、雰囲気に合わせたファッションを楽しみたいですよね。本革を使ったアンティーク調のミニショルダーバッグなら、ドラマのクラシカルな世界観にもぴったりマッチしますよ。

旧国鉄手宮線に残る喪失と再生

映像ツーリズムの視点から見て、私が個人的に一番グッときた極めて重要な意味を持つ場所が、小樽市色内にある「旧国鉄手宮線(きゅうこくてつてみやせん)」の跡地です。

ここは成瀬と妻であるミキの毎日の通勤路として描かれており、同時に、かつて雄介とさえ子が裸足で歩いたあの印象深くてロマンチックなシーンの舞台でもあります。

喪失と再生の象徴である旧国鉄手宮線の跡地

この手宮線は、かつて石炭などを運搬し日本の近代化を支えた北海道最初の鉄道の跡地です。本来の産業インフラとしての役割を終えた後も、線路を残したまま市民に愛される遊歩道として街の中に静かに横たわっています。

この「かつて機能していたものが、異なる形であっても記憶とともに残存している」という空間の性質そのものが、「臓器移植によって他者の体に残存する細胞記憶」という本作の核心的なモチーフと完全に一致しているんですよね。制作陣がどれほど深くロケ地の歴史的文脈を読み解いて選定したかが伝わってきます。

成瀬が雄介の記憶に導かれてさえ子に惹かれていく展開は、献身的に成瀬を支えた妻・ミキの存在があるため、視聴者にとって重い倫理的コンフリクトを生み出しました。特にミキへの深い同情と共感は、ドラマ中盤の大きな見どころでもありました。

雪に覆われたこの廃線を実際に歩き、残された線路の物理的な痕跡をたどることで、私たちはミキの切実な愛や、喪失からの再生という物語の深いメッセージを、より立体的で複雑な感情とともに肌で感じることができる特別なスポットだと言えます。

空間が語るメッセージ
機能を失っても記憶とともにそこに在り続ける線路跡。ここを歩くことは、単なる場所の確認ではなく、細胞レベルで刻まれた愛の記憶と、残された者たちの再生への道のりを追体験する極めて精神的なプロセスになります。

小樽商科大学と過酷な地獄坂

成瀬和正が教鞭をとる大学のロケ地として使用されたのが、小樽市緑にある小樽商科大学です。ドラマの第1話序盤から同大学の美しいキャンパス風景が登場し、視聴者に強い印象を与えましたよね。実際に2023年の夏から秋にかけて、多数の俳優やスタッフを動員した大規模な撮影がこの場所で行われました。

ここで特筆すべきは、大学へ向かう「商大通り」にある急勾配の坂道、通称「地獄坂」の存在です。この印象的な名前は、明治44年に学校が設立された当時の過酷な環境に由来しています。

かつては防風林もなく、学生たちは北海道の厳しい寒さと猛烈な地吹雪のなか、この急勾配を登って通学することを強いられました。

小林多喜二や伊藤整といった著名な作家たちも、知の探求への通過儀礼としてこの過酷な坂を歩いたという深い歴史性を持っています。

記憶の重みを歩く小樽商科大学へと続く過酷な地獄坂

ドラマにおいて成瀬がこの坂を歩く姿が描かれるとき、それは心臓移植後の彼が抱える身体的負荷や、他者の記憶に翻弄される心理的な重圧を視覚的に暗示する強力なメタファーとして機能していました。

標高の高い坂の上部からは、レトロな小樽の街並みと小樽港を一望できる絶景が広がっており、「緑3丁目」バス停付近にある地獄坂の看板は最高のフォトスポットです。ただし、大学という教育・研究機関の性質上、訪問には厳格なルールがあるため注意が必要です。

項目詳細な規定とガイドライン
立入可能施設正門左手に位置する「大学会館(食堂・売店等)」、および「大学生協」「附属図書館」のみ。その他の教育・研究棟や教室への無断立入りは厳禁です。
撮影の制限キャンパス内の撮影は私的な個人用途に限り許可されます。学生や教職員のプライバシー保護のため、人物の映り込みには十分な配慮が必要です。
アクセスと駐車場学外者用の駐車場は設けられていないため、公共交通機関(バス等)の利用が必須です。近隣への路上駐車は固く禁じられています。

見学の際のお願い
大学はあくまで学生たちが学ぶ静謐な環境です。大学入学共通テストや二次試験、大学行事などの見学不可日もあるため、訪問する際は大学の公式情報を必ず確認し、マナーを守って持続可能な観光を心がけたいですね。

劇中の世界観に浸れる小樽のカフェ

「さよならのつづき」において、コーヒーは単なる嗜好品ではありません。登場人物たちを繋ぎ、失われた記憶を喚起し、深い愛情を伝達する極めて重要なメディアとして描かれています。

主人公のさえ子がコーヒー製造会社に勤務し、雄介が生前ハワイでコーヒー農園に関わっていたという設定は、物語の根幹です。小樽市内には、そんなドラマの世界観を補完し、余韻に浸れる素敵なカフェが複数実在します。

物語をつなぐ珈琲の香り漂う小樽のカフェ

まず、主人公たちが亡き雄介の思い出の地を巡る過程で訪れ、オムライスを食した「お食事の店 湖月」(小樽市オタモイ1丁目)は、観光地化されていない小樽市民のリアルな生活の息遣いが感じられる場所です。

一方で、三人の運命が交錯する重要な雨のシーンが撮影された「おたる生花店」は、「Craft Liquor bar SHARAKU」の店舗空間を利用したセットであり、現在は存在しません。しかし、セットが消失した「不在の空間」であっても、そこに立ってかつての風景を想像すること自体が、巡礼の醍醐味だったりしますよね。

ドラマの空気感を味わえる実在のカフェとしては、以下の店舗が外せません。

  • Coffee House CHAFF(稲穂3丁目):小樽中央市場ビル内にあり、店主による本格自家焙煎が特徴。劇中に登場するような焙煎機があり、作品の雰囲気をそのまま体現したような空間です。
  • B3 COFFEE OTARU(花園1丁目):オーストラリア出身の店主が営む名店。主演の坂口健太郎さんが撮影の合間に訪れた聖地でもあり、ドラマと公式コラボした「Episode1 プロポーズのつづき」というドリップパックも販売されています。
  • 嶋谷カフェ(色内1丁目):明治中期築の日本遺産「旧嶋谷倉庫」をリノベーションした空間。小樽商大の学生が経営に参画しており、歴史的景観と若者の活力が融合しています。

これらの店舗は、単なるロケ地というだけでなく、自家焙煎へのこだわりや歴史的建造物の再利用といった独自の物語性を持っています。ドラマの余韻とともに、地域に根ざした本格的なコーヒー文化をぜひ味わってみてください。

☕ おうちで純喫茶気分を味わえる「KINTO」のコーヒードリッパー
小樽のロケ地カフェ巡りの余韻を自宅でも楽しむなら、美しいデザインのコーヒー器具を揃えてみるのはいかがでしょうか。透明感のあるガラスのドリッパーは、ぽたぽたと落ちるコーヒーを眺めているだけで、ドラマの静かな時間を思い出させてくれます。

さよならのつづきのロケ地巡り:広域・海外

小樽市を中心としつつも、本作のロケ地は北海道内の広範な地域、さらには海を越えたハワイへと点在しています。それぞれの地域が持つ独特の地形や風土が、ドラマの特定の感情的フェーズを視覚的に担保する見事な役割を担っていました。

移動距離は長くなりますが、広域でのロケ地巡りは、物語のスケール感を直接肌で感じるための重要なプロセスになります。ここからは、小樽以外の壮大なロケーションの魅力に迫ります。

孤独な魂が交差する北海道の山崎駅

本作の象徴的なメインビジュアルの撮影地となり、臓器移植をめぐる数奇な運命に導かれた成瀬とさえ子が、初めて直接的な対話を交わす極めて重要な場面。このシーンが撮影されたのが、函館本線の「山崎駅(やまざきえき)」(二海郡八雲町)です。

海沿いに佇む孤独と向き合う無人駅・山崎駅

内浦湾(噴火湾)の海岸線に面してポツンと佇むこの無人駅は、見渡す限りの灰色の海と空に挟まれた、ひたすらに孤独な空間です。行き場のない深い喪失感を抱えた二人の魂が交差する場所として、これ以上ないほど完璧な舞台装置でした。

都市の喧騒から遠く離れ、日常と非日常の境界線に位置するこのような場所を「リミナル・スペース(境界的空間)」と呼びますが、まさにその言葉を体現するような圧倒的な静寂がそこにはあります。熱心なファンにとって、絶対に外すことのできない最重要の巡礼スポットと言えるでしょう。

さらに南北海道や沿岸部に目を向けると、成瀬とさえ子が雄介の足跡を辿る「思い出巡り」で訪れた古平町(積丹半島)の「琴平神社」や「みどり公園」、そして雄介の母が営む喫茶店として登場した室蘭市の「カフェ英国館」などがあります。

日本海からの冷たい風に晒される海沿いの静寂な神社や、重厚な産業都市の片隅でひっそり営業するレトロな喫茶店。これらのロケーションは、死者との内省的な対話や、変わらない日常の尊さを暗に示しており、北海道という広大な大地が持つ懐の深さを感じずにはいられません。

日常と自然が共存するニセコや蘭越

蝦夷富士とも称される独立峰・羊蹄山を望むニセコ町および蘭越町エリアは、登場人物たちの居住空間の入り口として機能していました。さえ子の家の最寄り駅として登場する蘭越駅や、成瀬と妻・ミキの家の最寄り駅であるニセコ駅は、劇中の日常が淡々と営まれる場所として描かれています。

日常を包み込む蘭越とニセコ周辺の広大な大自然

冷たい雪に覆われたプラットホームや、温かみのある木造の駅舎は、都市部の無機質なターミナル駅とは全く異なる空気を持っています。

人間の生活の温もりと、圧倒的な大自然の前における人間の存在の小ささを同時に表現しているかのようです。ドラマ特有の誇張された演出や、不倫というタブーに対する倫理的な居心地の悪さを指摘する声も一部にありましたが、そうした複雑な感情の揺れ動きを包み込むような自然の大きさがここにはあります。

そして何より印象的だったのが、ラストシーンに登場する、雪化粧をした羊蹄山へ向かって真っ直ぐに伸びる道路の風景です。登場人物たちがすべての喪失と痛み、そして記憶のジレンマを抱えながらも、それを自己の一部として受け入れ、新たな人生へと力強く歩み出す。

あの圧倒的な視覚的解放感とカタルシスは、北海道のこの雄大な自然環境がなければ決して成立しなかったでしょう。ロケ地巡りの終盤に訪れれば、きっと前を向く勇気をもらえるはずです。

🧣 北海道の過酷な冬に備える「ジョンストンズ」のカシミヤストール
北海道の広大なロケ地を巡るなら、しっかりとした防寒対策が必須です。冷たい風から身を守ってくれる上質なカシミヤのストールは、ドラマの登場人物たちのように上品で落ち着いた印象を与えてくれます。首元を温めて、快適なロケ地巡りを。

癒やしの舞台ハワイのコーヒー農園

北海道の重厚で寒冷、かつ内省的な景観と鮮やかなコントラストをなすのが、物語の最終的な帰着点となるハワイ島・コナ地方を中心としたロケ地です。ドラマにおけるハワイのシーンは、単なる消費的なリゾートとしてではなく、コーヒーという作物が大地から生み出される「生産の場」として力強く描かれていました。

北の大地と常夏の農園の対比が描き出す心の再生
ロケ地名称劇中での役割と魅力
Kona Love Coffee Co. & Heavenly Hawaiian Coffee Farm豊かな緑に囲まれたコーヒー農園。深い悲しみや倫理的な葛藤から解放される、精神的な癒やしの空間として機能していました。
Royal Kona Resort Tidal Pool太平洋に面した潮だまりのあるリゾート。海辺で穏やかな時間を共有するロマンチックなシーンが印象的です。
Hot Glass Hawaii地元の職人によるガラス吹き体験のスタジオ。熱い炎から形を作るプロセスが、心の再生のメタファーになっていました。

一部の海外視聴者からは、「一日中農作業をしたのに服が汚れていない」「実際の海外旅行の煩わしさが描かれていない」といった、過度にロマンチック化された演出への鋭い指摘もありました。しかし、これは単なるリアリティの欠如ではありません。

本作の主題は感情の機微に焦点を当てた人間性の探求であり、ハワイにおける泥まみれの現実を排除して「徹底して美化された癒やしの楽園」として描くことこそが、北海道の冷たく過酷な運命に対する明確なカウンターバランスとして機能していたのだと思います。

さえ子は現在の持続不可能な関係に終止符を打ち、「正しいこと」を行うためにこのハワイへの移住を決断しました。ファンにとってこの場所は、現実の土の匂いを感じながらも、スクリーンに映し出された理想化された記憶の風景を求めて巡礼を行う、魂を浄化するための特別な空間となっています。

冬の北海道観光に向けた安全対策

本作が冬の北海道の息を呑むような雪景色を見事に切り取っていることから、劇中と全く同じ風景を求めて、冬季(特に11月下旬から3月にかけて)に聖地巡礼を計画する熱狂的なファンも多いと思います。しかし、現地の気候条件は、私たちが想像する以上に極めて過酷であることを絶対に忘れてはいけません。

小樽商科大学へのアプローチである「地獄坂」に代表されるように、小樽市内の生活道路は勾配が急な場所が非常に多く、冬季は降雪と冷え込みによって路面が凍結し、極めて滑りやすい危険な「つるつる路面」状態となります。

雪道に不慣れな観光客が徒歩で長距離を移動したり、レンタカーを運転して急な坂道を登ったりすることは、転倒による重傷骨折や、スリップによる重大な車両事故といった致命的なリスクを伴います。

冬の北海道巡礼における防寒着やスノーブーツなどの必須対策

したがって、ロケ地の美しさを堪能するためには、冬山の装備に準ずる防寒対策と、滑り止めがしっかりついた冬用靴(スノーブーツ等)の着用が絶対条件です。移動にはリスクの高いレンタカーを避け、タクシーや路線バスなどの公共交通機関を積極的に利用することを強く推奨します。

また、天狗山や毛無峠といった標高の高いエリアは、天候の急変による視界不良(ホワイトアウト)の危険性もあるため、事前の気象情報の確認が命に関わります。

【重要】安全確保のための免責事項とお願い
冬の北海道の気象条件や道路状況に関する情報は、あくまで一般的な目安です。実際の天候は急変することがあり、ホワイトアウトや猛吹雪などの重大な危険を伴う場合があります。ロケ地を訪問する際は、正確な情報を気象庁や自治体の公式サイトで必ずご確認ください。安全に関する最終的な判断は、専門家や現地の最新状況を踏まえて自己責任で行い、無理のない計画を立てるようにお願いいたします。

さよならのつづきのロケ地巡りのまとめ

ここまで、小樽のノスタルジックな歴史的街並みから、北海道の広大な自然がもたらすカタルシス、そしてハワイの理想化された癒やしの農園まで、物語を彩った重層的な空間をご紹介してきました。さよならのつづきのロケ地巡りは、単なる地理的な場所の確認ではありません。

細胞記憶というファンタジーに対する解釈や、不倫というタブーに対する道徳的な葛藤、そして登場人物たちが抱えた深い喪失と愛の記憶を、実際の物理的空間に身を置くことで自身の心の中で再構築するような、極めて深い知的・感情的体験となるはずです。

公式案内図とカバンが置かれた雪のベンチ

このような映像ツーリズムは、地域社会に対しても非常に大きなポジティブな影響を与えています。長期間にわたる大規模ロケや巡礼客の増加により、約4億644万円に上る直接経済効果が小樽市にもたらされたと推計されています。

配信開始日には小樽港マリーナでレッドカーペットイベントや花火の打ち上げも行われ、街全体がシビックプライドに包まれました。

私たちファンができる最善の応援は、自治体や小樽フィルムコミッションが配布している公式の「ロケ地マップ」を活用し、ルールを守って安全に巡礼すること。

そして、劇中に登場する喫茶店や、ドラマとコラボした地元のカフェで飲食を楽しむといった「意味のある消費」を通じて、地域経済を持続可能な形で支えていくことかなと思います。ぜひ、あなた自身の内面と向き合い、新たな「つづき」の物語を紡ぎ出す旅に出かけてみてくださいね。

🎒 ロケ地巡りの心強い相棒に!大容量「L.L.Bean」のキャンバストート
公式のロケ地マップや防寒具、そしてカメラなど、さよならのつづきのロケ地巡りは意外と荷物が多くなります。丈夫でたくさん入るシンプルなキャンバストートバッグがあれば、小樽の坂道散策からハワイの農園見学まで、どんなシーンでも大活躍間違いなしです!

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