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ラスト・シンデレラのあらすじと最終回|桜が選んだ恋を全11話で振り返る

ラスト・シンデレラのあらすじと最終回|桜が選んだ恋を全11話で振り返る ラスト・シンデレラ

こんにちは、nanaです。

『ラスト・シンデレラ』の結末を思い出そうとすると、まず浮かぶのは「桜は広斗と凛太郎、どちらを選んだんだっけ?」ということではないでしょうか。でも全11話を最初から振り返ってみると、この作品は最後の二択だけを楽しむドラマではありません。

39歳の遠山桜は、仕事には自信があるのに恋愛からは長く離れていました。そこへ24歳の佐伯広斗が現れ、同期の立花凛太郎まで少しずつ桜を女性として意識するようになります。ただし、広斗との出会いには最初から秘密があり、凛太郎との関係にも長年一緒にいたからこその難しさがありました。

誰に選ばれるかではなく、桜自身が最後に誰と生きたいのかを選ぶ。全11話を順番に追うと、最終回の答えが単なる「広斗派・凛太郎派」の勝敗ではなかったことも見えてきます。

『ラスト・シンデレラ』の結末を広斗派と凛太郎派の勝敗ではなく、桜自身が最後に誰と生きたいかを選ぶ物語として表したスライド

この記事では、第1話から最終回までのあらすじをネタバレありで整理しながら、広斗の嘘が明らかになる流れ、凛太郎の気持ちの変化、そして桜が最後に選んだ結末まで振り返ります。

※この記事は『ラスト・シンデレラ』最終回までのネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

この記事のポイント
  • 『ラスト・シンデレラ』全11話のあらすじ
  • 桜と広斗の恋が始まるまでの流れ
  • 凛太郎が桜を意識するようになるきっかけ
  • 広斗が桜に近づいた本当の理由
  • 最終回で桜が広斗と凛太郎のどちらを選ぶのか
  • 桜・美樹・志麻それぞれが迎える結末

ラスト・シンデレラは全11話|まず恋の流れを整理

『ラスト・シンデレラ』は2013年にフジテレビ系で放送された全11話の連続ドラマです。主人公は美容室「HAPPY-GO-LUCKY」吉祥寺店で働く39歳の美容師・遠山桜。仕事には真面目ですが、自分自身の恋愛や身なりは長い間後回しになっていました。

そんな桜の前に現れるのが、15歳年下のBMXライダー・佐伯広斗と、同期であり何でも言い合える立花凛太郎です。序盤では桜と広斗の年齢差のある恋が進み、中盤から凛太郎の気持ちが変わり、終盤には広斗が抱えていた秘密まで明らかになっていきます。

話数桜と広斗桜と凛太郎
第1〜3話広斗から積極的にアプローチされる同期で何でも言い合う関係
第4〜6話年齢差に迷いながら恋が深まる凛太郎が桜を少しずつ意識する
第7〜9話広斗の事情と本気の気持ちが交錯する友情だけでは説明できない感情が表れる
第10〜11話出会いの真相によって一度離れる凛太郎が桜へ未来を提案する
『ラスト・シンデレラ』全11話の恋の流れを、序盤・中盤・終盤に分けて桜、広斗、凛太郎の関係の変化として整理したスライド

この流れを知っておくと、最終回で桜が選ぶ相手だけを見るよりも、二人の男性が桜にとって何を意味していたのかが分かりやすくなります。広斗は年齢差もあり、出会いにも秘密を抱えた相手。一方の凛太郎は、何でも言える同期として長い時間を過ごしてきた相手です。

『ラスト・シンデレラ』で桜にとって広斗は傷ついても残る恋心、凛太郎は長年の理解と安心感を持つ存在であることを比較したスライド

第1話|39歳の桜の前に広斗が現れる

遠山桜は美容師としての腕は確かで、「HAPPY-GO-LUCKY」吉祥寺店の副店長を務めています。一方、自分のことには無頓着で、恋愛からも長く遠ざかっていました。そんな桜の職場へ、同期入社の立花凛太郎が新店長としてやってきます。

桜と凛太郎は昔から遠慮なく言い合う間柄で、再会しても恋愛らしい空気はありません。その頃、友人の美樹、志麻と出かけた先から桜の新しい恋が動き出し、若いBMXライダー・佐伯広斗と出会います。

桜から見れば、広斗は自分とはまるで違う世界にいる年下の男性です。だからこそ、彼から向けられる好意を素直には信じられないところから物語が始まります。

第2話|15歳年下の広斗から交際を申し込まれる

合コンパーティーのあと、桜は広斗とホテルに泊まります。しかし泥酔していたため、その夜のことをほとんど覚えていません。そんな桜に広斗は交際を申し込みますが、桜は年齢差を理由に断ろうとします。

ところが広斗は諦めず、桜へ連絡を続けます。少しずつ彼を意識するようになる桜ですが、広斗が電話をしていた場所は千代子の部屋でした。この時点ですでに、視聴者には二人の出会いに何か裏があることが示されています。

さらに、桜の隣の部屋へ凛太郎が引っ越してきます。職場だけでなく私生活でも顔を合わせるようになったことで、桜・広斗・凛太郎という三人の距離が少しずつ複雑になっていきます。

第3話|広斗に夢中になる桜と、いつも隣にいる凛太郎

広斗からキスをされた桜は、すっかり恋愛モードになります。広斗がBMXのプロライダーだと知り、彼の練習を見に行くことになった桜は、次のデートでは自宅で手料理を振る舞おうと張り切ります。

ところが料理も部屋の準備も久しぶりで、桜は凛太郎を巻き込みながら悪戦苦闘します。ここが面白いところで、恋をしている相手は広斗なのに、その恋の準備を一番近くで手伝っているのは凛太郎なんですよね。

この頃の凛太郎は、まだ桜を恋愛相手としてはっきり自覚していません。それでも二人の生活の距離はすでに近く、後半の関係につながる土台が作られています。

第4話|妊娠への不安と、広斗の嫉妬

生理が遅れた桜は、広斗の子どもを妊娠している可能性を考えます。しかし結果を見ることが怖く、一人では妊娠検査薬を使うことができません。そんな桜のそばにいるのは、このときも凛太郎です。

さらに桜が体調を崩すと、凛太郎は病院へ送り届けます。それを知った広斗は、自分は本気なのだから凛太郎と仲良くするのをやめてほしいと桜に感情をぶつけます。

桜にとって広斗との恋は、単に若い男性から好かれてうれしいというものではなくなっていきます。同時に、困ったときに自然に隣にいる凛太郎の存在も、視聴者には少しずつ違って見え始めます。

第5話|広斗のBMXと桜が知っていく彼の人生

待ち合わせに広斗が現れず落ち込んだ桜のもとへ、博多から弟の聡と恋人の理恵がやってきます。姉の幸せを願う聡は、広斗に年齢や桜のどこが好きなのかを次々に尋ねます。

一方、広斗が出場するBMX大会も近づき、桜はお守りを用意するほど彼を応援するようになります。広斗は「年下の恋人候補」から、夢や家族の事情を持つ一人の人間として桜の中で存在感を増していきます。

恋に慎重だった桜が、誰かの成功を本気で願い始める。その変化も、前半の大切な流れです。

第6話|凛太郎が「女性としての桜」を意識し始める

凛太郎は母・光子に会うため、桜へ恋人役を頼みます。桜は慣れないマナーを覚え、凛太郎が準備した服や靴を身につけて現れます。その姿を見た凛太郎は、思わず桜に見とれます。

それまで凛太郎にとって桜は、何でも言える同期であり友人でした。でも「恋人として母親に会わせる」という状況に置かれたことで、いつもの桜が別の女性のように見える瞬間が生まれます。

『ラスト・シンデレラ』第6話で、凛太郎が母に会うため着飾った桜を見て、同期の友人から一人の女性として意識し始める転換点を表したスライド

一方、凛太郎は広斗の本名や千代子との関係にも疑問を持ち始めます。広斗と桜の恋が進むほど、凛太郎自身も無関係ではいられなくなっていくんですね。

第7話|桜と凛太郎、友情だけでは説明できないキス

桜は広斗から衝撃的な告白を受けます。一方の凛太郎も、千代子から自分は恋愛対象にならないのかと迫られ、それぞれが恋について悩む状況になります。

そんな桜と凛太郎が美容室のスタッフルームで話しているうちに、二人は思わずキスをしてしまいます。長く友人だった二人だからこそ、この出来事は「新しい恋の始まり」と簡単には整理できません。

ここから桜の物語には、広斗との恋だけではなく、凛太郎とこれまで築いてきた関係をどう考えるのかという迷いも加わっていきます。

第8話|凛太郎の元恋人が現れ、三人の関係が揺れる

凛太郎の前に、元恋人のかすみが現れます。普段は何事にも動じないように見える凛太郎が、かすみの登場によって揺れる姿を見て、桜も意外に感じます。

一方、桜と広斗の関係は続いています。美容室を訪れた広斗の髪を桜が切り、楽しそうに話す二人を見ながら、凛太郎は以前とは違う感情を抱くようになります。

広斗との時間は恋人として深まり、凛太郎との関係には友情では済まない気持ちが入り始める。終盤の三角関係へ向け、三人の立ち位置がはっきりしてくる回です。

第9話|広斗から桜へのプロポーズ

広斗の家庭では父との関係など、彼が抱えてきた事情が表面化します。それでも桜と過ごす時間の中では、広斗は自分の未来を考え始めます。

BMXの練習を見守る桜へ、広斗は全国大会で優勝したら結婚してほしいとプロポーズし、指輪を差し出します。最初は桜に近づくこと自体に別の事情があった広斗ですが、この頃には彼自身が桜との将来を望むところまで来ています。

ただし視聴者は、二人の始まりにまだ解決していない問題があることも知っています。幸せが大きくなるほど、真実が明らかになったときの痛みも大きくなる構造になっています。

第10話|広斗が桜に近づいた本当の理由が明らかになる

桜はついに、広斗が自分へ近づいたきっかけが千代子にあったことを知ります。好きになった相手との出会いそのものに嘘が含まれていたと分かり、桜は大きなショックを受けます。広斗は現在の気持ちは本物だと伝えようとしますが、桜はすぐに受け入れることができません。

ここで苦しいのは、「広斗の今の気持ちまで全部嘘だった」と簡単には言えないことです。始まりが偽りだった一方で、桜と過ごした時間の中で広斗の感情は変わっていました。だから桜が傷つくのも、単純にだまされたからだけではありません。

そんな桜を支えるのが凛太郎です。そしてニューヨーク支店への異動が決まった凛太郎は、自分と一緒にニューヨークへ来ないかと桜へ告げます。

『ラスト・シンデレラ』第10話で広斗との出会いの嘘を知り傷つく桜と、同時に凛太郎からニューヨークという未来を提示される状況を表したスライド

ここで最終回の選択肢がそろいます。嘘から始まったけれど本気になった広斗と、長い時間を一緒に過ごし、桜を理解している凛太郎。桜は「どちらの男性の方が条件がいいか」ではなく、自分自身の気持ちと向き合うことになります。

広斗がなぜ桜へ近づき、どこから気持ちが本物へ変わったのかは、『ラスト・シンデレラ』広斗の嘘と真実で詳しく整理しています。

最終回・第11話|桜が選んだのは広斗

凛太郎は「HAPPY-GO-LUCKY」のニューヨーク支店へ行くことになり、桜に一緒に来ないかと誘います。一方、広斗はBMXの全国大会を迎えます。桜には、安心して一緒にいられる凛太郎との未来と、一度は傷つけられてもなお心が残っている広斗との未来が並びます。

最終的に桜は、自分の本当の気持ちに気づきます。凛太郎へ一緒にニューヨークには行けないと伝え、広斗のもとへ向かいます。

ここで大切なのは、「広斗の方が凛太郎より優れていた」という結論ではありません。凛太郎には長く積み重ねた安心感があり、広斗との間には傷ついたあとでも残った恋心があります。桜が選んだのは条件表の正解ではなく、自分がまだ好きだと思う相手でした。

『ラスト・シンデレラ』最終回で遠山桜が、結婚相手としての安心や条件ではなく、一度傷ついてもなお残った自分の恋心を選ぶことを表したスライド

なぜ桜は凛太郎ではなく広斗を選んだのか

全11話のあらすじを追うと、凛太郎の魅力も十分に描かれていることが分かります。桜が困ればそばにいて、弱っているときには支え、長年の性格や生活まで理解している。結婚相手として考えれば、凛太郎を選ぶ方が安心だと感じる視聴者がいたのも不思議ではありません。

一方の広斗は、出会いそのものに嘘がありました。そのため桜がもう一度彼を選ぶには、広斗を許すだけではなく、「それでも私はこの人が好きなのか」と自分に問い直さなければなりません。

だから最終回は、二人の男性が桜を奪い合って勝敗が決まる場面というより、桜が自分の感情を自分で決める場面として見る方が、この作品には合っていると思います。

桜が広斗を選んだ理由や、凛太郎との違いについては、『ラスト・シンデレラ』桜の結末考察でさらに詳しく読み解いています。

美樹と志麻の物語も「誰とどう生きるか」につながっている

『ラスト・シンデレラ』は桜だけの恋愛物語ではありません。専業主婦の美樹は夫・公平との関係に悩み、志麻も自分なりの恋愛観を持って生きています。三人の女性が同じ答えを目指していないところも、この作品の特徴です。

美樹と公平は夫婦としての問題に向き合い、最終盤では関係を立て直そうとします。志麻にも新しい出会いがあり、それぞれが「こうでなければ幸せではない」という一つの型ではなく、自分なりの答えへ進んでいきます。

39歳独身の桜、結婚生活に悩む美樹、自由な恋愛をしてきた志麻。三人を並べることで、恋愛も結婚も年齢だけでは一つの正解に決められないという、このドラマらしい広がりが生まれているんですよね。

『ラスト・シンデレラ』の桜、美樹、志麻がそれぞれ違う生き方と恋愛の答えを選び、幸せに一つの型はないことを表したスライド

全11話を見直すなら「誰を選ぶか」より桜の変化を見たい

第1話の桜は、恋愛から遠ざかった自分をどこか諦めています。広斗に好意を向けられても、年齢差を理由に最初から無理だと決めようとします。

ところが恋をすることで、うれしいだけではなく、嫉妬したり、不安になったり、傷ついたりします。凛太郎との関係まで変わり、最後には二人の男性から未来を示されたうえで、自分の答えを出さなければならなくなります。

物語の始まり最終回
恋愛から長く離れている自分の気持ちで相手を選ぶ
年齢差を理由に恋を諦めようとする条件より自分の気持ちを確かめる
凛太郎は気楽な同期将来を提示してくれる大切な人になる
広斗の好意を信じきれない嘘を知ったあとでも自分の恋心と向き合う

桜は若い女性に変身したわけでも、広斗に選んでもらうための女性になったわけでもありません。恋をしたことで、それまで避けていた自分自身の気持ちを無視できなくなっていったのだと思います。

ラスト・シンデレラのあらすじ・最終回FAQ

『ラスト・シンデレラ』は全何話?

ドラマ版は全11話です。2013年4月11日に第1話が放送され、6月20日に第11話となる最終回が放送されました。

桜と広斗は何歳差?

物語開始時の桜は39歳、広斗は24歳で、15歳の年齢差があります。この年齢差に桜自身が戸惑うことも、二人の恋の大きな要素になっています。

広斗は最初から桜のことが好きだった?

いいえ。広斗が桜へ近づいたきっかけには千代子が関わっていました。しかし物語が進むにつれて広斗自身の気持ちは変化し、桜との将来を望むようになります。

凛太郎はいつから桜を好きになる?

一つの場面だけで突然恋に変わるというより、広斗との恋を見守る中で少しずつ桜を異性として意識するようになります。第6話では着飾った桜に見とれ、第7話では二人がキスをするなど、友情だけでは説明できない感情が表面化していきます。

最終回で桜は広斗と凛太郎のどちらを選ぶ?

桜が最後に選ぶのは広斗です。凛太郎からニューヨークへ一緒に来るよう誘われますが、桜は自分の本当の気持ちに気づき、広斗のもとへ向かいます。

まとめ|ラスト・シンデレラは桜が「自分で恋を選ぶ」全11話

『ラスト・シンデレラ』の全11話を順番に振り返ると、広斗と凛太郎のどちらが「正解の王子様」だったのかだけでは語れない物語だったことが分かります。

  • 第1話で39歳の桜と24歳の広斗が出会う
  • 第2〜5話で年齢差に迷いながら広斗との恋が進む
  • 第6〜7話から凛太郎も桜を女性として意識し始める
  • 第9話では広斗が桜へ結婚を申し込む
  • 第10話で広斗が近づいた本当のきっかけを桜が知る
  • 凛太郎は桜へニューヨーク行きを提案する
  • 最終回で桜は凛太郎ではなく広斗のもとへ向かう

凛太郎なら安心できる。広斗との恋には一度大きく傷つけられている。それでも最後に桜が選んだのは、「こちらの方が安全だから」という答えではありませんでした。

39歳だから、15歳も年下だから、長年の友人だから。桜は物語の中で何度も、そうした条件から自分の恋を考えようとします。でも最後には、条件を並べるのをやめ、自分が誰を好きなのかという一番単純で一番難しい問いへ戻ります。

『ラスト・シンデレラ』の遠山桜が王子様に選ばれるのではなく、自分の幸せを自分自身で選べるようになったことを桜の花びらで表したスライド

『ラスト・シンデレラ』の最終回で桜が手に入れたのは「王子様」だけではなく、自分の幸せを自分で選ぶ感覚だったのではないでしょうか。

参考にした公式・関連情報
全11話の基本的な出来事については、フジテレビ公式『ラスト・シンデレラ』の番組情報および各話バックナンバーを確認しています。最終回で桜が広斗を選んだ結末については、放送直後に公表された関連報道も照合しています。

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