こんにちは、nanaです。
愛の不時着を観ていると、ストーリーはもちろんですが、画面に映り込むお部屋の雰囲気に目を奪われてしまいますよね。
リ・ジョンヒョクの住む北朝鮮の舎宅村にあるどこか懐かしくて温かいお部屋や、ユン・セリがソウルで暮らす洗練された超豪華なマンションなど、対照的な二つの空間にはこだわりが詰まっています。
ネットで愛の不時着のアイテムやインテリアについて検索していると、劇中に登場した具体的なブランド名や、日本で似た雰囲気を作るための代用品、さらには実際に使われた小道具を見ることができる展示会の情報など、知りたいことがたくさん出てくるはずです。
私自身、あのキャンドルの香りはどんなだろうとか、セリの部屋の不思議なテーブルはどこで買えるの、なんて思いながらドラマを何度も見返してしまいました。
この記事では、ドラマに登場した象徴的なプロダクトの正体から、日々の暮らしにあの世界観を取り入れるためのヒントまで、たっぷりとお届けします。読み終わる頃には、あなたの毎日が少しだけドラマチックに彩られるかもしれません。
- リ・ジョンヒョクとユン・セリの部屋を彩る具体的なブランドとアイテム名
- 物語の重要な鍵を握る小道具に込められた意味とエピソード
- 展示会で公開された実物のセットや小道具の注目ポイント
- IKEAやニトリのアイテムを使って劇中の雰囲気を再現するコツ
愛の不時着のアイテムやインテリアの魅力
まずは、ドラマの前半と後半でガラリと変わる二つの住空間に注目してみましょう。それぞれのキャラクターの性格や、二人の心の距離が反映された素敵なアイテムたちがたくさん登場します。

ジョンヒョク邸のレトロなカーテン

北朝鮮での生活を象徴するジョンヒョクの自宅。そのリビングの窓辺を飾っていたのが、可憐な花柄のボタニックカーテンです。これは韓国の「DAYS*DAY」というブランドの製品で、殺風景になりがちな軍官舎の部屋に、このカーテンがあるだけでパッと華やかさと温もりが生まれていましたよね。
素朴ながらもどこか洗練された印象を与えるこのアイテムは、外の世界からやってきたセリを優しく包み込むような、この部屋の雰囲気を決定づけていました。
北朝鮮という、私たちが普段あまり目にすることのない未知の国。ドラマの中で描かれるその生活空間は、冷たくて厳しい環境だと思われがちですが、ジョンヒョクの家は違いました。木製の重厚な家具が置かれ、生活感のある日用品が並ぶ中、このDAYS*DAYのボタニックカーテンが風に揺れ、そこから差し込む朝の柔らかな光は、厳しい社会環境の中にある個人のささやかな生活の彩りや、心のオアシスを見事に表現しているようにも感じられます。
花柄のテキスタイルは、ベージュや茶色といったアースカラーを基調としたお部屋の中で、パッと目を引く素晴らしいアクセントになっていました。
セリが初めてこの部屋に足を踏み入れたとき、彼女がそれまで生きてきたソウルの無機質な超高級マンションとはまるで違う、実家のような親近感や安心感を覚えたのは、こうした温かみのあるファブリックが効果的に使われていたからかなと思います。
日本の私たちの住環境でも、少し古風でレトロな空間を作りたいとき、真っ白なブラインドや無地のカーテンを選ぶのではなく、あえて少しノスタルジックな大ぶりの花柄を取り入れることで、ジョンヒョクの部屋のような「素朴でかわいい」癒やしの空間を演出できるはずです。
朝目覚めて、花柄のカーテン越しに優しい光が透けて見える生活は、毎日の始まりを穏やかなものにしてくれます。
🌼 ジョンヒョクの部屋のような温もりを。DAYS*DAY風のボタニックカーテン
ドラマの素朴で優しい雰囲気を自宅にも。レトロな花柄が窓辺を彩るだけで、お部屋全体がほっこりとした癒やしの空間に生まれ変わります。セリが感じた安心感を、ぜひあなたのお部屋でも。
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丁寧な暮らしを象徴するドリップポット

ジョンヒョクがセリのために、市場で買ってきた生豆をフライパンでじっくりと焙煎し、すり鉢で丁寧に挽いてから一生懸命コーヒーを淹れるシーン。
あの場面で使われていたのが、日本が誇る耐熱ガラスメーカーHARIO(ハリオ)のオリーブウッドネックのドリップポットです。
天然木の温かみがジョンヒョクの誠実な人柄にぴったりで、視聴者の間でも「あのポットでおいしいコーヒーを飲みたい」「彼のような丁寧な暮らしに憧れる」と大きな話題になりました。
現代社会では、ボタン一つで全自動コーヒーメーカーがおいしいコーヒーを淹れてくれます。セリもソウルでは、きっと最新式の最高級エスプレッソマシンを使っていたことでしょう。
しかし、あえて手間暇をかけて素材から一杯のコーヒーを作り上げるジョンヒョクの姿には、大切な人を思いやる深い愛情が込められていました。
このシーンでネルドリップ式のポットが選ばれたのは、単なる小道具としてではなく、機械化や効率化された現代社会とは対極にある「手仕事の尊さ」を視覚的に伝えるためだったのではないでしょうか。
実際の製品について調べてみると、このポットはオリーブウッドを使用したモデルで、キメの細やかなネル(布製のフィルター)を通してじっくりとコーヒーを抽出するため、豆本来の持つ酸味や苦み、コーヒーオイル分の深い味わいを堪能できる本格派のアイテムです。
便利な家電に頼らず、一つひとつの工程を大切にする彼の生き方が、この小さな道具一つに凝縮されている気がしますね。毎朝の慌ただしい時間の中でも、お休みの日の朝だけは、このポットを使ってゆっくりとお湯を注ぎ、立ち上る香りに包まれながらドラマチックなコーヒータイムを楽しんでみるのも素敵かもしれません。
使い込むほどにオリーブウッドの色合いが深まっていくのも、長く愛用する楽しみの一つです。
ジョンヒョク愛用のコーヒー器具について
劇中で使用されたHARIOの「ドリップポット・ウッドネック」は、ペーパーフィルターではなく布製のフィルター(ネル)を使用します。お手入れに少し手間はかかりますが、その分だけまろやかで角のない極上のコーヒーが淹れられるのが特徴です。
☕️ ジョンヒョクが淹れた一杯を再現。HARIOのドリップポット
リ・ジョンヒョクの誠実な優しさを感じる、天然木の質感が美しいポットです。お家でのコーヒータイムが、ドラマのような特別な時間になります。
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希望を灯すスヒャンのアロマキャンドル

『愛の不時着』を語る上で絶対に外せないのが、韓国のフレグランスブランドSoohyang(スヒャン)のアロマキャンドルです。
停電で真っ暗になった北朝鮮の市場で、人があふれる中で迷子になり、過去のトラウマから心細さに震えるセリ。そこへジョンヒョクがこのキャンドルの灯りを高く掲げて見つけ出すシーンは、ドラマチックで本当に胸が熱くなりましたよね。
あの暗闇を照らす小さな光は、単なる照明器具としての役割を超えて、絶望的な状況下での「希望」や、二人の運命的な「再会」を象徴する、非常に重要な意味を持つアイテムでした。
Soohyangは、ピンク色のパッケージと黒いタイポグラフィのスタイリッシュなデザインで知られる、韓国発の大人気フレグランスブランドです。
このドラマとの特別なコラボレーションにより、「LEE LEE(リ・リ)」コレクションとして、セリとジョンヒョクそれぞれをイメージした香りのキャンドルが限定発売されました。
セリをイメージした香りは、彼女の洗練された女性らしさと華やかさを表現したフローラル系。一方、ジョンヒョクをイメージした香りは、彼の深く広い包容力や、自然の息吹を思わせるウッディで落ち着いた香りだったそうです。
このキャンドルがこれほどまでに視聴者の心を打ったのは、「香り」というものが私たちの記憶や感情とダイレクトに結びついているからです。
画面越しには伝わらないはずの香りを想像させることで、私たちはより深くドラマの世界に没入することができました。
放送終了後、世界中のファンがこのキャンドルを求めて完売が相次いだのも、単に可愛いアイテムが欲しかったからではなく、「あの感動的なシーンを物理的に自分の手元に置いておきたい」「彼らの愛の証を共有したい」という強い願いがあったからだと思います。自分の部屋を暗くして、このキャンドルに火を灯せば、いつでもあの市場の奇跡の瞬間を思い出すことができるはずです。
🕯 心を癒やす香りの魔法。Soohyangのアロマキャンドル
ドラマの感動が蘇る、Soohyang(スヒャン)のキャンドル。暗闇でセリを見つけ出したあの優しい光と香りを、ご自宅のリラックスタイムに。大切な人への贈り物としても最高のアイテムです。
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セリ邸で輝くオーロラガラステーブル

物語が後半に移り、舞台が北朝鮮からソウルへと変わると、インテリアのトーンは一変してモダンラグジュアリーの極みを見せてくれます。
その中でも、セリのリビングでひときわ圧倒的な存在感を放ち、視聴者の目を釘付けにしたのが、イタリアの高級家具ブランドGlas Italia(グラスイタリア)のサイドテーブル「SHIMMER(シマー)」です。
パトリシア・ウルキオラという世界的なデザイナーが手がけたこのテーブルは、特殊なダイクロイックガラス(マルチクロマチック仕上げ)で作られており、光の当たる角度や見る人の位置によって、黄色、ピンク、青紫など、虹色に色彩を変化させるという魔法のような美しい家具です。
この「常に変化し続ける美しさ」は、単なる高級家具としての見栄えの良さだけでなく、セリ自身のアイデンティティや成長を深く象徴しているように感じられます。
冷徹で孤独な財閥令嬢であり、成功した実業家であった彼女が、北朝鮮でのジョンヒョクたちとの出会いや別れを経て、人間としての温かみや多面的な魅力を持つようになりました。
このテーブルが放つオーロラのような輝きは、彼女の人生に差し込んだ希望の光や、複雑で豊かな内面を見事に表現しているのではないでしょうか。
一切の無駄を省いたミニマルな空間の中で、このテーブルだけがプリズムのように光を反射し、冷たい印象になりがちなモダンインテリアに幻想的な彩りを添えていました。
私たちのお部屋に完全に同じ何十万円もするテーブルを置くのは難しくても、アクリル製のオーロラテーブルなど、光を反射して色を変えるアイテムを一つ取り入れるだけで、お部屋が一気に垢抜けた韓国風のモダンな空間に生まれ変わります。
自然光が入る昼間と、間接照明を点ける夜とで全く違う表情を見せてくれるインテリアは、毎日の生活に小さな驚きとときめきを与えてくれます。
| 場所 | 象徴的なアイテム | ブランド/特徴 | 空間に与える印象 |
|---|---|---|---|
| 舎宅村(北朝鮮) | ボタニックカーテン | DAYS*DAY / 素朴な花柄 | 懐かしさ、温もり、安心感 |
| 舎宅村(北朝鮮) | ドリップポット | HARIO / オリーブウッド | 手仕事の尊さ、誠実さ、優しさ |
| ソウル(韓国) | サイドテーブル | Glas Italia / 虹色のガラス | 洗練、多面性、モダンラグジュアリー |
| ソウル(韓国) | ソファ | BOMSOWA / アクアクリーン生地 | スタイリッシュ、機能美、自立 |
ロイヤルコペンハーゲンのマグカップ

セリがソウルの広くて静かな自宅で、一人でコーヒーを飲むシーン。そこで使われていた美しい食器にも、彼女の徹底された美意識が表れていました。
あの特徴的なマグカップは、デンマークの王室御用達ブランドである由緒正しきロイヤルコペンハーゲンの「BLOMST(ブロムスト)」シリーズです。
真っ白な白磁に深みのあるコバルトブルーで、一筆一筆職人の手書きで描かれたカメリア(椿)の花が、シンプルでありながらも圧倒的な気品を漂わせていましたよね。
北朝鮮では小さなホーローのカップや、素朴な陶器でジョンヒョクの淹れたコーヒーを美味しそうに飲んでいたセリ。ソウルに戻り、最高級のマグカップを手にしている彼女の姿は、本来の彼女がどれほど恵まれた環境にいるかを際立たせていました。
しかし同時に、広い部屋でたった一人、この美しいカップを傾ける彼女の姿からは、華やかな成功と引き換えに抱え込んできた深い孤独や虚無感も感じ取ることができました。彼女にとって高級な食器は、孤独な自分を慰めるためのアイテムだったのかもしれません。
ロイヤルコペンハーゲンという1775年から続く歴史と伝統のあるブランドを、とっておきの日ではなく日常的に使用するあたりが、「自分自身への投資」を惜しまない現代の自立した女性としての強さを物語っています。
都会的で冷たいコンクリートやガラスに囲まれた生活の中に、椿の花という自然の息吹を取り入れるセンスは、私たちも見習いたいポイントですね。毎日使うマグカップを、ほんの少し背伸びをして上質なものに変えるだけで、いつものコーヒータイムが自分を大切にする特別なリラックスタイムに変わるはずです。
アクアクリーン生地を採用したソファ
セリの豪邸の広々としたリビングで、全体の空間をぐっと引き締めていたのが、メインとして堂々と置かれていたシックなグレーの大型ソファです。
これは韓国のプレミアムソファブランドBOMSOWA(ボムソワ)の「MIR」というモデル。スタイリッシュで直線的、かつ無駄のないフォルムが美しいのはもちろんですが、このソファの最大の魅力はその隠された「機能性」にあります。
実はこのソファ、「アクアクリーン」という最先端の特殊な分子コーティング生地を使用しており、なんと水だけでワインやコーヒーといった日常のしつこい汚れをサッと落とすことができるという魔法のような優れものなんです。
セリズ・チョイスの代表として、分刻みのスケジュールで忙しく世界中を飛び回るユン・セリ。彼女にとって、自宅のインテリアは美しく完璧でなければならないと同時に、自分の負担にならないメンテナンスのしやすさも極めて重要な条件だったはずです。
どんなに高価でおしゃれな家具でも、お手入れに多大な手間がかかるものは彼女のライフスタイルには合わない。その点、このMIRのソファは、圧倒的な美しさと実用性という二つの厳しい基準を見事にクリアした、まさに「できるビジネスウーマン」のためのインテリアと言えますね。
私たちも家具選びをする際、ついつい店頭でのデザインや価格だけで決めてしまいがちですが、長く快適に暮らすためには「お手入れのしやすさ」や「耐久性」という視点が欠かせません。
最近は日本でも、ペットの引っかき傷や汚れに強いハイテクファブリック、洗えるカバーを採用したソファが続々と増えてきました。
自分の生活スタイルに寄り添ってくれる実用性の高いアイテムを選ぶことで、セリのようにスマートでストレスのない上質な暮らしに一歩近づけるのではないでしょうか。

愛の不時着のアイテムやインテリアを再現
「ドラマみたいな部屋に住みたいけれど、本物のブランド家具は高すぎて手が出ない…」という方も多いはず。ここからは、あの世界観を自分らしく再現するための実践的なアイデアやお店をご紹介します。
孤独を優しく包み込むベッドウェア
セリが不眠症に悩まされながらも、一日の終わりに眠りにつく広大な寝室。そこは彼女が唯一、社長という重い鎧を脱ぎ捨てて「本当の自分」に戻れる神聖な場所として描かれていました。あの大きくふかふかとしたベッドで使用されていたのは、グローバルな最高級ラグジュアリーホテルでも多数採用されている寝具ブランド、CROWN GOOSE(クラウングース)の製品です。
特に劇中で使われた「De Rang(ドゥ・ラン)」というコレクションは、落ち着いたウォームグレーをベースに洗練されたラインが施されたエレガントなデザインで、中には最高級のアイダーダウンが贅沢に使用されていました。
家族の愛情に恵まれず、常に誰かと競い合い、睡眠薬なしでは眠れなかったセリ。そんな彼女の繊細に傷ついた心と極度の緊張状態にある身体を、この極上のベッドウェアだけが夜な夜な優しく包み込んでいたのだと思うと、なんだか切なくなりますよね。
寝室のインテリアは、来客に見せるための見栄を張るリビングとは違い、完全に「自分自身を癒やし、明日への活力を養うため」のプライベートな空間です。
完全に同じ高級ブランドの羽毛布団を何十万円も出して揃えるのはなかなかハードルが高いですが、この雰囲気を再現することは可能です。
ポイントは、まるで高級ホテルのような「清潔感と圧倒的なボリューム感」を意識すること。少し光沢のある真っ白や淡いグレーの綿100%の高密度シーツを選び、ふかふかの枕を複数個重ねて高さを出し、ベッドスロー(足元の帯状の布)を一本サッと掛けるだけで、ぐっとセリの寝室のラグジュアリーな雰囲気に近づきますよ。
良質な睡眠環境は、どんな高級な家具よりも私たちを綺麗にしてくれる最高のアイテムです。
本物を体感できる愛の不時着の展示会

ドラマの爆発的なヒットを受け、日本全国の様々な会場を巡回して開催された「愛の不時着展」。実際に足を運んで、あの感動を再び味わい、涙したというファンの方も多いのではないでしょうか。
この展示会の何が凄かったかというと、単なる写真パネルの展示や模造品の配置ではなく、韓国での撮影で実際に使われたカーペット、テーブル、カーテン、棚などが「本物のセット」としてそのまま日本に運ばれ、私たちの目の前に提示されたという点です。
画面越しには綺麗に見えていた家具たちも、間近で見ると少し傷がついていたり、使い込まれた風合いがあったり、軍靴の泥汚れがついていたりして、それが逆に「ジョンヒョクとセリが本当にここで生活し、息づいていたんだ」という圧倒的なリアリティを放っていました。
特にジョンヒョクの家の再現セットは圧巻の一言でした。中央に置かれた手作りのコーヒー器具、少しレトロな白電話、古びた本棚、そして彼が愛用していた自転車に至るまで、細部まで徹底的に作り込まれた空間は、一歩足を踏み入れただけで北朝鮮の舎宅村に迷い込んだかのような錯覚を覚えるほどでした。
また、物語の伏線となった重要な小道具たちの展示も忘れられません。セリが北朝鮮に不時着するきっかけとなったあのパラグライダーの装備一式や、ジョンヒョクがスイスで弾いていたあの実物のピアノ、そして二人の心を繋いだライカのカメラ(静かなシャッター音が特徴的なM10-P)や録音機など。
これらのアイテム一つひとつが、ドラマの感動的なシーンを無言で語りかけてくるようで、展示会はただインテリアを見るだけでなく、物語の世界に入り込んで感情体験を物理的に反芻できる特別な空間となっていました。
展示会で注目したいリアルな空気感の演出
- 家具の配置:整然と並べるのではなく、あえて生活感のある角度で配置する
- 経年変化:ピカピカの新品ではなく、傷や擦れなどの風合いを大切にする
- 小物の密度:テーブルの上や棚に、ストーリー性を感じる小物を密に配置する
IKEAで揃えるモダンな韓国風家具

ユン・セリのソウルの自宅のような、洗練されたモダン・ラグジュアリーな空間に憧れるなら、北欧スウェーデン発の家具ブランドIKEA(イケア)のアイテムを上手に活用するのが断然おすすめです。
「IKEAで高級感が出せるの?」と疑問に思うかもしれませんが、実は選び方次第で、セリの部屋のようなスタイリッシュで透明感のある韓国風インテリアをリーズナブルに叶えることができるんです。
セリの部屋のインテリアの特徴は、「ガラス」「アクリル」「ゴールド・メタル素材」がふんだんに使われていること。
例えば、IKEAの「VITTSJÖ(ヴィットショー)」シリーズのような、細い金属フレームとガラス天板を組み合わせたシェルフやネストテーブルは、圧迫感がなく空間に抜け感と洗練された印象を与えてくれます。
また、お部屋の隅にゴールドや真鍮色の細身のフロアランプを配置するだけで、ホテルライクな高級感が一気に高まります。
さらに、モダンな空間づくりで絶対に欠かせないのが「光の反射」を計算することです。セリの部屋のオーロラテーブルのように、光を受けてキラキラと輝く要素を取り入れるため、壁に大きめのフレームレスミラーを飾ったり、ガラス製のフラワーベースを窓辺に置いたりしてみてください。
夜は天井のメイン照明を落として、フロアランプなどの間接照明だけで部屋を照らすと、IKEAのアイテムだけで作ったお部屋でも、韓国ドラマ特有のポップで可愛らしく、かつムーディーで大人の余裕を感じさせる夜の空間を完璧に再現できますよ。
ニトリの雑貨で作る温かみのある部屋

一方で、リ・ジョンヒョクの住む舎宅村のような、素朴で温もりのあるノスタルジックなお部屋に惹かれる方は、お値段以上のニトリで「ジョンヒョク風」の空間を作ってみましょう。
北朝鮮の厳しい冬を越えるための彼の家は、どこか日本の昔ながらの古民家にも通じるような、ホッと心が安らぐレトロなアイテムで溢れていましたよね。日本の住宅にも馴染みやすいスタイルです。
ニトリで家具を選ぶ際は、アイアンやガラスといった無機質な素材は極力避け、パイン材やオーク材など、明るい色合いの天然木(ウッド)を使用した家具を中心に揃えるのが正解です。
木目がしっかりと見えるものや、少しエイジング加工(使い古したような加工)が施されているものだと、さらに劇中の雰囲気に近づきます。ファブリック類も重要で、カーテンは無地よりも落ち着いたトーンの花柄を選び、床には少し毛足の長いぽってりとした温かいラグを敷いてみましょう。
そして、このお部屋を完璧にする最大のポイントは「あえて生活感を見せること」です。最近のインテリアはすべてを隠す収納が主流ですが、ジョンヒョクの家では、竹で編んだカゴや陶器の壺、レトロなデザインのケトルなどが、見える場所に無造作に、でも美しく配置されていました。
ニトリのラタンバスケットや、丸みのある木製の食器などをダイニングにポンと置いておくだけで、誰かがそこで丁寧に暮らしているという温かい「不時着スタイル」の空気が完成します。完璧すぎない隙のあるお部屋こそが、人を癒やす一番のスパイスになります。
インテリアを再現する際の注意点
劇中の家具は韓国の広い住宅や撮影セットに合わせて作られているため、日本向けの一般的な家具よりもサイズが大きい傾向があります。当記事でご紹介している配置やサイズのアイディアはあくまで一般的な目安ですので、ご自身の部屋に家具を導入する際は、必ず事前にメジャーで寸法を測り、生活動線がしっかりと確保できるか確認してください。最終的なサイズや仕様に関する正確な情報は各店舗の公式サイトをご確認いただき、最終的な判断は専門家にご相談されるなど自己責任のもとで行ってくださいね。
愛の不時着のアイテムやインテリアまとめ
いかがでしたか?『愛の不時着』という素晴らしい作品において、インテリアやプロダクトの数々は、単なる背景や装飾という役割を遥かに超えていました。
リ・ジョンヒョクの家の素朴な木製テーブルの上で、ソウルから来たユン・セリの洗練された感性がゆっくりと混じり合い、後半のソウルの超現代的で冷たいマンションの中では、北朝鮮からやってきたジョンヒョクの誠実な愛が灯るキャンドルが静かに燃えていました。
インテリアは、異なる二つの世界の「境界」が溶け合っていく様子を視覚的に証明する、もう一つの重要なストーリーだったのだと気付かされます。
私たちが検索してまでこれらのアイテムに惹かれるのは、単に「デザインがおしゃれだから」という理由だけではありません。
その家具や小物の後ろに、どんなに環境が違っても、どんなに離れていても人は心で繋がることができるという、ドラマが教えてくれた希望のメッセージが内包されているからです。
高級なGlas Italiaのテーブルに憧れるのも、身近なHARIOのドリップポットで休日にコーヒーを淹れてみるのも、すべてはあの感動を日常に引き継ぎたいという素敵な感情の表れですよね。
この記事でご紹介した愛の不時着のアイテムやインテリアの情報や、IKEA・ニトリを活用した再現のためのヒントが、皆さんの日々の生活をより豊かでドラマチックなものに変える手助けになれば本当に嬉しいです。
自分にとって何が心地よいかをじっくりと考えながら、無理のない範囲で少しずつお気に入りを取り入れて、あなただけの素敵な「愛の不時着空間」を作ってみてくださいね!

